カセットテープは以前はいっぱいあって、つど捨ててきたのですが、残ったものはデジタル化して捨てることにしました。
プレイリストを組んでたりとか、ライブ音源など一点もののテープは名残惜しくて捨てにくかったです。。。
カセットテープの断捨離は、2021年3月、約1か月かけて進めました。
デジタル化するテープの選定
まずはこの作業から。選定は、以下の手順で進めました。
- 持っているテープを、まずは目の前に集める。(今回は50本ほど)
- 種類別に分類する。(CD録音、ライブもの、エアチェック、編集モノなど)
- デジタル化すると決めたテープのみ残す(その他は捨てる)
- デジタル化するテープを20本に決定。
デジタル化すると決めたテープの条件
- ライブもの
- エアチェック(FMラジオからの録音)
- 編集もの(自分でプレイリストを組んだもの)
以下は、メルカリなどで試しに売るか、捨てるか
- 未使用のテープ
- ヘッドイレイザー(テープヘッドの磁気消去用テープ)
- アーチストのシングルテープ
CDから再作成できるテープは基本的に捨てましたが、CD持ってなくてかつ思い出のあるものはデジタル化の対象に(DURAN DURANとか。。)
デジタル化方式の調査
さて、カセットテープ音源のデジタル化って、どうやってするんだろう?
「テープから音源をファイルに抽出して、1曲づつデジタル変換していくのかな? 時間がかかりそうだな」
と、最初はそう思ったのですが、ネット検索していくうちに答えにたどり着きました。もちろん費用をかければプロに任せることはできますが、ご紹介するのは、素人がコストをかけずに行う方法の一例です。
イメージが沸かないと思うので、図解で説明したいと思います。
カセットプレーヤーをPCに接続し再生、PC側で録音してファイルに保存
(要はカセットの音源を、PC側でマイク録音するわけです)
- 左側がカセットプレーヤー、右側がPC
- カセットプレーヤーとPCの間は、USBケーブル(mini USB-B〜USB-A)で接続
- カセットテープを再生し、PCの専用ソフトで録音
- 今回の専用ソフトはWindows専用でしたが、Macの場合BootCampのWin10で使えました。
いわゆるステレオ(やミニコンポ)でカセットデッキを持っている人は、PCとそれらをオーディオケーブルでつなげば、最高音質でデジタル化ができます。ラジカセでも可能でしょう。
カセットプレーヤーの候補探し
音源のデジタル化方式がなんとなく分かったところで、次にカセットプレーヤーを探し始めました。
SONY Walkman以来久しぶりだな〜と胸熱になりながらネット上を探すも、販売終了になっていたりで、最終的に下記3製品に絞れました。
SANWA DIRECT カセットテープ MP3変換プレーヤー 400-MEDI002
SANWA DIRECT カセットテープ変換プレーヤー 400-MEDI016
SANWA DIRECT カセット変換プレーヤー 400-MEDI033
カセットプレーヤーの比較検討
各々特徴がありますので、自分のニーズに合わせて買うものを決定します。結局購入したのは、No.1の「400-MEDI002」でした。
No | 製品 | 価格(*1) | 保存先 | 対応テープ | amazon |
1 | 400-MEDI002 | 3,580円 | パソコン | ノーマルポジション(Type I)・60分以下推奨 | URL |
2 | 400-MEDI016 | 4,580円 | USBメモリ | 同上 | URL |
3 | 400-MEDI033 | 6,980円 | USBメモリ | 同上 | URL |
*1 メーカーサイトにおける価格(2021年5月現在)
No.1に決定した際の肝の部分をまとめました。
決定に至った理由は下記3点
- 価格(普段使いではないので、安いのでいいという割り切り)
- 保存先(PCへ直接ファイル書き出しが可能)
- 最低機能(持ち運びやスピーカーとしての機能などは不要)
購入上、見落としがちな視点
- ノーマルポジション以外への対応(今回購入したものは非対応、未トライ)
- 60分以上への対応(テープが薄くなるので非推奨、今回問題なく録音できました)
- オートリバース機能の有無(今回購入したものは機能あり、動きました)
メタルテープもあったのですが、CDから再作成可能だったので、捨ててしまいました。非対応だけどどう録音されるのか、試せませんでした。残念。
まとめ
内容が長くなってしまうので、二分割します。
ぜひ後編をお待ち下さいませ。