売る本の選定
査定価格を調べる
前編では、売る相手が「VALUE BOOKS」に決まるまでの経緯を説明しました。
次の作業は、売る本の選別です。
VALUE BOOKSは「本棚スキャン」と「バーコードスキャン」というサービスを提供しており、後者は売る本をしぼる作業で絶大な威力を発揮しました。有用な機能なのでぜひ一度お試しを!
バーコードスキャンとは?
- 本のバーコード(ISBN)をスマフォで読み込み、査定額を提示するサービスです。
- スマフォ向けのサービスです。PCでは利用できません。
- 1980年代以前など古い本にはISBNが無い場合があり、その場合は諦めましょう。
「バーコードスキャン」を実際にやってみます。下の写真はiPhoneの画面例ですが、Androidでもほぼ同様かと思います。
題材は松本零士先生の「無限創造軌道」です(個人的には売りませんけど。。。)
1. VALUE BOOKSのサイトにスマフォでアクセスし、トップページにある「バーコードスキャン」リンクをタップします。
2. 「写真を撮る」をタップします。「フォトライブラリ」を選べば、あらかじめ撮っておいた写真からも指定できました。効率は良いですね。
3. ISBNのバーコードのみが映るように位置を調整し、写真を撮ります。
4. 今撮った写真でOKなら「写真を使用」をタップします。ピンぼけしていたり、他のものが写っていたりしたら、「再撮影」します。
5. はい、買取価格が出ました。素晴らしいサービスですね!
売る本を選別(仕分け)
自分の場合は、以下の手順で進めました。
- 売りたいと思う本を、まずは目の前に集める。(今回は100冊ほど)
- 分野別に分類する。(技術書、ビジネス書、経済書、小説、新書など)
- 1冊ずつバーコードスキャンし、買取価格を付箋に記入し貼る。
- 売らずに捨てると決めた本を捨てる。
- 売る本を52冊に決定。
売らずに捨てると決めた本の条件
- ISBNバーコードがない(そもそもISBNがない本は、査定対象外)
- 買取価格がつかない
- 買取価格が極端に低価格
- 内容が古すぎ(特に技術書)
- 明らかにニーズがない
- 極度の折れ、日焼け、書き込みがある
ちなみに売る本52冊は、すべて表紙を写真に撮っておきました(下の写真はその一部)。
- 記録のため(断捨離対象数の記録)
- 名残惜しいためw
荷造り、発送
仕分け後、発送までの手順は以下の通りでした。
- 会員登録(用意するもの:本人確認書類(アップロード可)、銀行口座)
- ダンボール箱に詰める(自前で用意)
- 集荷を申し込む
- 本査定を待つ
- 送料が1箱500円のため、1箱に収めると良い(コスパが良くなります)
- 集荷は15:00前に申し込めば、当日集荷!
- 伝票は準備不要(ヤマト運輸のドライバーが印字済伝票を持参)
自分の場合、時間軸でいうと以下のような感じでした。スピーディーですね。
- 11月23日(月):仕分け
- 11月24日(火):会員登録、集荷申し込み、集荷(ヤマト運輸)
- 11月25日(水):本が査定センターに到着
- 11月27日(金):査定完了メール受領、査定結果を承諾
- 11月30日(月):銀行振込み
査定結果
お楽しみの査定結果は、以下のような感じでした。事前査定より少ない印象でしたが、初めての副業?としては嬉しい金額でした。送料は別途請求ではなく、買取金額から差し引かれます。
総数 | 52点 |
買取 | 31点 |
買い取れなかった本 | 21点 |
買取金額合計 | 1,851円 |
キャンペーン適用 | +10% |
箱数 | 1箱 |
送料 | -500円 |
銀行振込 | 1,537円 |
買取明細を見ると、「市場ランク」(☆〜☆☆☆☆☆)と「状態」(良い、可)で査定価格が付けられているようでした。「嫌われる勇気」のように少し古くてベストセラーなビジネス本でも、状態が良ければ査定は良かったです。
査定価格(最高) | 480円 |
査定価格(最低) | 1円 |
状態(良い) | 28点 |
状態(可) | 3点 |
VALUE BOOKSは会員制なので、上記のように、買取明細はあとからいつでも確認することが出来ます。
査定を高くするコツ
仕分けを頑張りましたが、査定の低い本がありました。原因について考察してみます。
まとめ
今回は不要本を断舎離するということで、VALUE BOOKSさんに売ってみました。52冊で手取りが1,537円と、個人的にはまあまあの結果です。全国チェーン店の古本店に売っていれば、おそらくこんなに高額にならなかったと思います。
VALUE BOOKSでは、買い取れなかった本は「リユース」したり「リサイクル」しているそうです。学校などの施設に寄付したり、古紙リサイクルに回す取り組みを行っている。こうした企業姿勢を支持します。
本だけでなく、漫画、DVD、アルバムCD、ゲームソフト、ゲーム機なども査定対象ですので、今後も利用していきたいと思います。ただし音楽やゲームは、別の得意な業者がありそうですね。